気になる、4つのエクオールの作用①

エクオール

女性特有の更年期や骨粗しょう症を緩和してくれる等、最近注目されている物質のエクオール。

大豆製品を摂取する事で、イソフラボンが体内で変化し、エクオールとなります。

様々な研究が行われていく中、このエクオールのメカニズムが解明されてきたのですが、私たちにとって、どのような良い働きをしてくれているのか、期待されているのかも分かってきました。

大まかに分けて4つの働きがありますので、1つずつご紹介していきたいと思います。

●1.エストロゲンに似た働き●
エストロゲンとは、女性ホルモンの事。

女性ホルモンは年齢と共に・そして閉経を境にしてぐっと減少していきます。

減少していく事で、体内でも様々な変化が起こってくるのですが、そこにエクオールを摂取・体内に存在させる事で、変化を緩和したり、また予防や改善といった期待があるのです。

 

【更年期症状や障害を緩和してくれる】

更年期と一言で言っても、その症状は広範囲です。

よく耳にする、のぼせだったり、疲労感・頭痛といった症状だけでなく、物忘れや不眠・食欲不振・しびれ等といったように、人によって、表れてくる症状が異なり、その症状の重さも違っていきます。

女性ならば誰もが経験する症状とはいえ、実際に更年期を迎えると辛いものです。

そんな更年期も、体内にあるエクオールの量が多い人では、リスクが低いというデータがあります。

エクオールの量が多い人というのは、尿中のエクオール排泄量でいうと、1.2mg以上の人の事。

エクオールが体内にない人を1とすると、何と100分の7までにもリスクが減少するという結果が出ています。

 

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