プレパレーションでネイルが綺麗&長持ち!

初心者のための、本格ジェルネイル講座

今回は、プレパレーションに挑戦してみましょう。
 
あまり聞きなれない言葉だと思いますが、
ジェルを施す前の大切な下準備の事をさします。
 
指先の余計な角質や油分・水分を取り除くことで、ジェルの密着をよくします。
仕上がりや持ちに大きな差がでてきますから、正しい方法をしっかりとマスターしましょう。
 

道具類

ジェルクレンザー
プライマー(プライムボンド)
エメリーボード
180G バッファー
180G ファイル
メタルプッシャー
セラミックプッシャー(ストーンプッシャー)
ワイプ
 

工程

 
(1)エメリーボードで爪先の形と長さを調節します。
   ※やり方は、前回お伝えしたファイリングと同じです。
 
(2)メタルプッシャーのスプーン型の方でキューティクルをやさしく押し上げます。
 
(3)爪の生え際についている余計な角質はプッシャーの鋭利な先端を使ってかきだします。
 
(4)爪表面に残っている角質は、セラミックプッシャーを使って取り除きます。
   力を入れず優しく行ってください。
 
(5)サンディングをして爪のつやを落していきます。
   まずは、180Gのファイルで爪の周囲のつやを落とします。
 
(6)次に180Gのバッファーで爪中央部分のつやを落とします。
   つめ全体のつやがとれて、やや白っぽくなったら完了です。
 
(7)クレンザーを吹きかけたワイプで、ダストを拭き取ります。
   爪の裏側に入りこんだダストも取り除きましょう。
   ダストとともに爪表面の余計な油分と水分も除去します。
 
(8)プライマーを爪全体に塗布します。きちんとサンディング
   できていれば、スーっと揮発していきます。
 
(9)爪の形が美しく整い、つやが落ちジェルを塗る準備が完了しました。
   以上でプレパレーションの工程は終了です。
 
 
いかがでしょうか?
 
プレパレーションがきちんと行われていないと、どんなネイルも今ひとつ決まりません。
地味な作業ではありますが、ひとつひとつを丁寧に行っていきましょう。
 
とくに、ファイルをあてる際は力加減に要注意です。
爪が薄くならないように、あくまでも軽いタッチで行ってください。
 
次回は、『初めてのジェルネイルはポリッシュとシールで楽しむ』です。

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