腸内環境とは、今までの日々の食生活の積み重ねで作られています。
ですので、すぐに変化していくというものではありません。
腸内フローラの形成には、小児期というとても小さな時期の食生活というものが、大人になっても大きく影響すると言われていますので、大豆製品を意識して摂取するように心がけていく事が大切です。
大豆製品を食べる時のポイント
食生活を見直して、腸内環境を整えていく上でも、大豆製品を意識的に摂取していく事が大切だとお伝えしましたが、大豆製品も数多くあります。
豆腐に納豆、豆乳…といったように、様々な製品があるので、これらを活用して、毎日大豆を摂取していくようにしましょう。
その際、多くの量を一度に摂取するという方法は効果的とは言えません。
大豆イソフラボンの特徴の一つに、摂取して1日~2日経過すると、尿から排泄されてしまうという特徴がある為です。
大豆の効果をしっかりと体内に持続している状態を継続していきたい場合には、大豆食品であっても、サプリメントであっても、適量を毎日摂取していく事が、ポイントになります。
因みに、適量とは、政府が出している目標の摂取量は1日に100g。
よく大豆製品を食べている60代の方であっても、平均摂取量は80gに届かないくらい。
目標のg数には届いていません。
若い世代はそれよりも少ないという摂取量を考えると、いかに足りていないかが分かりますね。
和食から洋食へと食生活が移行している人が多いので、こまめに摂取していくようにしましょう。
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