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黒ずみ

話題の黒ずみをピックアップ!さあ今すぐゲットしよう!

blです 妄想話しです
お気をつけください

体力も・・気力も・・・

限界なんて とっくに 超えていた
鏡なんて見なくても 分かるくらい・・

頬は 削げ落ち・・

目の下には 最早 くまとは 言えないほど 黒ずみ

1度も 刃を当てなかった 髭が

なんとか それらを 誤魔化していた
「翔ちゃん・・・髭・・・剃ったら❓」
数時間置きに・・・入れ替わり立ち替わり

メンバーが やって来る

智くんの 目覚めを 待ち侘びてるのは 勿論だけど

最早・・・意地のように・・・蜘蛛の糸に しがみ付いてる

俺の方が気になってるんだろう
「・・・髭が 伸びた分・・話してないんだよね・・・

智くんと」

「なに・・・願掛けなの❓・・その髭は」
「まあ・・・そんなとこかな」

ねえ・・・智くん・・・

早く起きないと 俺の口・・隠れちゃうよ

キスするのも 髭まみれに なるからねっ

「翔ちゃん・・・聞いてる❓」
「あ・・・ごめん・・なに❓」

「・・・脳死・・・じゃ・・・ないよね」
「脳死⁉️」

「もう・・・3日になるよね・・・おおちゃんが こうなって

・・・それって・・・」
「大丈夫だよ・・・脳死なんかじゃ ないから」
「・・・・・・」
「ふっ・・・じゃあ・・・特別だよ」
俺の 手の中の 宝物を ほんのちょっとだけ

相葉くんに 貸してやるよ

「えっ⁉️・・・良いの❓・・・触っても・・」
「だから・・特別だからね」

「なんか・・・怖いなぁ」

そうだよね・・・

元々 長く・・・細い指は

華奢で・・・日焼けしてないと 綺麗な女性みたいだもんね

それが 今は 弱々しさも 加わり

まるで ガラス細工の様に 儚く見える

この3日間 両手で 包み込む様に 大事にして来た・・宝物
そこには 智くんが 生きてる 証が ・・・ある

「優しくしてよ・・俺の宝物だからね」
「・・・・リーダー・・・ごめん・・触るね・・・・

あっ」
「ねっ・・・温かいでしょ・・・血・・・感じない❓」

「感じるっ‼️ 感じるよっ‼️・・・生きてるっ‼️

リーダー・・・生きてるよっ・・・生きてる・・・生きてる・・」
握り締めた 手に 額を付けて

声を 押し殺す 余裕もなく 泣き出した
俺の 1日目の 姿が・・・そこにあった

肩を 震わせ・・・息継ぎも忘れて 大声で 泣き続けた
これが・・・脳死 なのかも しれないけど

それでも 良い

一生 目覚めなくても・・・話せなくても・・・動かなくても

この手の温もりが あれば・・・それで良い

「もう・・・返してくれる❓俺の智」

「ごめん・・・・1番辛いのは 翔ちゃんなのに・・

俺も 髭伸ばす・・・髪も・・爪も・・

そんで・・・願掛けるよっ‼️

おおちゃんが 早く 目覚める様に・・・俺も お願いするっ」

ニノと松本にも 話すから・・・って

泣き笑いの顔のまま 帰って行った
相葉くんの 涙で 少し 湿った 手を 包み込んで

「ふふっ・・・相変わらずだね・・相葉くんってさあ

大丈夫❓・・・鼻水とか 付けられてない❓」
一応 除菌シートで 丁寧に 拭き取り

俺の手の中に 包み込んで・・・髭まみれの唇で キスをした

「⁉️」

動いた❓・・・今・・・動いた⁉️
何が きっかけか 分からず・・・震える手で

もう一度 除菌シートで 指を 広げる様に 拭き続け

両手で 包み込み

髭まみれの 唇で ・・・キスをした
⁉️・・・・やっぱり・・・

「智くんっ‼️・・・聞こえる⁉️

ねえっ・・・聞こえてるんだよねっ⁉️

聞こえてるんでしょ⁉️ ねえっ⁉️・・・起きてっ‼️

もう・・・起きてよ・・・起きて・・・翔くん・・って 言ってよ」
「・・・・く・・・・ん・・」

「起きたぁーーーっ‼️ 起きたよおーーーっ

誰かぁーーー誰か来てくれえーーーっ‼️」

人って 本当に 慌てると 全部すっ飛ぶんだ
あなたが 目覚めたら ・・・まず・・キスをする事

そして・・・優しく・・《おはよう》 と 《おかえり》 を

言うつもりだったんだ

そして その一連の挨拶を終えると

ブザーを ・・押す・・・って・・・

何度も 何度も・・・ イメトレし

この3日間で 完璧に なってたのに・・・
それなのに・・・・
キスも・・・《おはよう》も 《おかえり》も・・

ブザーを押すのさえ 全て忘れて

超 旧式に 部屋から 飛び出し 叫び続けた
「起きたぁーーーっ‼️ 智くんが 起きたんだっ‼️」

黒ずみについて語るときに僕の語ること

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