正しく理解しよう!今話題の物質、エクオール⑩

エクオール

ですので、大豆製品を多く食べたからといって、効果を得られる人と、あまり感じる事が出来ないという人が出てくるのです。

こうした効果を得られないという方は、身体の中でエクオールを作れていない可能性が高いです。

では、どのくらいの割合でエクオールを作れる人がいるのでしょうか。

日本のように大豆製品をよく好んで食べる国では、約50パーセントほど。

これには日本以外に、中国や台湾があげられます。

そして、大豆製品を食べる機会・習慣がない国では、20%~30%の人しか、このエクオールを体内で作る事ができません。

このように、エクオールという物質は、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをしてくれる、有り難い物質なのですが、大豆製品を口に運べば、全ての人が体内で生成できるというものではないという、欠点があるのです。

なので、イソフラボンのサプリメントをいくら摂取しても、効果を感じる事ができないというケースが発生してしまうのです。

 

●貴方は、エクオール産生者?●

ここで気になるのが、自分が果たしてどちらかという事ですよね。

体内でエクオールを作る事が出来る人をエクオール産生者といい、その力の事をエクオール産生能力と呼びます。

このエクオール産生能力を知る方法がちゃんとあります。

その方法が尿検査。

インターネットから購入できる簡易キットもあるので、気になる方は調べてみるのは如何でしょうか。

こちらの詳細は別記事をご覧ください。

 

●エクオールを作れない人は泣き寝入り?●

もし自分がエクオールを作る事が出来ない体質だった場合、特に女性の方はどうしたら良いのかと悩んでしまいますね。

ですが、そうした方の為にと、今エクオールそのものを食品化しようという事で進められているのです。

その中でおススメなのが、サプリメント。

このサプリメントについては、別記事で紹介しているので、参照してみて下さい。

 

関連記事