製薬業界には資格が必要ない仕事もたくさんあるので、その仕事に就けばいいだけです。
現在、薬剤師の求人は多く、慢性的な薬剤師不足と言われていますので、転職はしやすいと言えます。
現在、薬剤師として働いている人の約8割が転職経験者なので、転職先も多く、離職しても再就職は難しくないとも言えます。
しかも、その半数が複数回転職していることから、薬剤師の転職率は高いと言えます。
転職率が高い理由は、薬剤師の待遇が良いことです。
調剤薬局で働く場合、初任給は割と高いのですが、なかなか昇給しないのが現状です。
そのため、長く勤めてもメリットを感じられないという薬剤師も多いのではないでしょうか。
調剤薬局は扱う処方箋の枚数が限られているため、なかなか昇給が望めません。
そのため、新卒の方はどの調剤薬局に勤めても他の職業に比べて給料が高いので満足しているかもしれませんが、年数が経つにつれて給料に満足できない方が増えてくるかもしれません。
30代、40代になり、家族を養うようになると、より良い給与を求めて転職する人が増えてきます。
このパターンとは異なり、製薬メーカーに勤務する薬剤師は、一般企業と同じように勤続年数に応じて昇給していきます。
そのため、同じ薬剤師でも製薬メーカーに勤務する薬剤師と調剤薬局に勤務する薬剤師では、年数が経つにつれて給与に大きな差が出てくると思われます。
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