医療系の求人情報、その他をご覧になるときに、注意していただきたいことがあります。
あなたが、本気で看護婦という職業に就きたくてこれまで一生懸命に勉強したり、経験を積んだりしてきたのでしたら、もうとっくにお分かりのこととは思いますが、中には、きちんとわかっていないかたも、いらっしゃるかもしれませんので、今ここでしっかりと覚えて頂きたいと思います。
また、これから看護婦さんになりたいと思っていらっしゃるかたも、意外と大事なことですので、覚えておいてください。
一般のかたの大半は、「病院」と「クリニック」と「診療所」と「医院」の違いをよくわかっていません。
ですが、看護婦さんにとっては、これらのどこで働くかということも意外と重要ではないでしょうか。
まず「病院」というのは、入院患者のためのベッドを20以上持っている医療施設のことを言います。
また、そのような病院の中でもベッド数が200以上ある大きな病院になりますと、初診料や再診料が変わってくるという事実があります。
経験なさったことがあるかもしれませんが、紹介状を持って行かないと、特別料金がかかる病院ということになります。
そして、ベッド数が19以下からゼロまでの医療施設には診療所やクリニック、医院という名称がつけられています。
ほとんどの場合、各医療施設の名前の後に、「病院」、「クリニック」、「診療所」、「医院」のどれかが付けられていますから、求人情報をご覧になる時や病院にかかるときにも分かりやすいと思います。
大病院で働きたいのか、それとも小ぢんまりした開業医のもとで働きたいのか、看護婦さんたちにも好みがあることでしょう。
大きな病院と開業医では、お給料にも差がでてくるかと思いますが、自分自身の能力を発揮できて、長く勤務出来るようなところが良いでしょう。