通常、就職する場合には面接があります。
そこで志望動機などを聞かれることになるのですが、新卒採用と中途採用では聞かれる内容も異なってきます。
転職などで中途採用となる場合、新卒と同様に志望動機を聞かれますが、加えて職務経歴を聞かれることがほとんどです。
採用担当者の見るポイントはいくつかあります。
まずは面接を受けている人が、しっかりとその業界や会社、または仕事内容に関して理解しているかどうかです。
そこから発展して、その人がどのくらい会社に対して貢献してくれるかということも判断しています。
外から見たイメージと会社の実情が違うというのはよくあり、そのギャップのために入社してからモチベーションが下がってしまう人も少なくありません。
はっきりと何をしたいかという明確な意志をもっている人は、評価も高くなります。
また、志望動機で言っておいた方がいいことは年齢によっても異なります。
たとえば、30歳を越えてから転職する場合、志望動機に「~をしてみたい」と希望だけを述べるのは好ましくありません。
それまでにどんな仕事をしてきていて、それをどのように活かしていきたいかということを具体的に述べた方がいいでしょう。
自分が貢献できそうな方面について言っておくのも好印象です。
また、業界紙やネットなどで業界のことについて調べていたなら、そのことに触れておくことも大切です。
自分がその仕事に対して、強く興味関心を抱いているということをしっかりアピールしましょう。