求人情報の中には、一般に公開されていない「非公開求人」というものがあります。
この非公開求人には、一体どんな意味があるのでしょうか。
企業が出す求人のすべてが転職サイトなどに求人が公開されない理由はいくつかあります。
そのひとつは、応募が殺到する可能性があるからです。
大手の企業や評判がいい会社が求人を公開すると、応募者が集中する可能性が高まります。
そうすると、大量の人材の中から望む人材を探さなくてはならず、時間やコストもかかってしまいます。
場合によっては、望んでいた優良な人材を見逃してしまうという可能性も出てくるでしょう。
そのため、転職エージェントなどのサイトを利用して、双方の希望に合うようなマッチングをするわけです。
また、その他の理由として、雑誌やサイトで求人を募集する場合、掲載までに時間がかかってしまうということが挙げられます。
だいたい依頼から掲載までは1ヶ月ほどの期間がかかるので、急にWEBデザイナーなどの人手が欲しくなった場合には向いていません。
そのため、至急人材が欲しい場合は、転職サイトや求人雑誌に載せるのではなく、非公開求人を利用するわけです。
さらに、ライバル会社に求人情報を知られたくないというケースもあります。
極秘事項の場合は一般に求人することができないため、このような場合にも非公開求人という方式をとります。
以上の理由から、WEBデザイナーとして転職を望む人は、非公開求人を取り扱っているサイトに登録しておくことをお勧めします。