就職や転職をする際、有利に働くのが資格です。
必ず持っていなければならない資格から、できれば持っておいた方がいい資格まで、さまざまな資格があります。
これからWEBデザイナーとして就職、または転職したいという人には、代表的なものでいうと「ホームページ製作能力認定試験」「WEBクリエイター能力認定試験」「WEBデザイナー検定」「ウェブデザイン技能検定」といったような資格があります。
しかし、これらの資格がWEBデザイナーとして働くために本当に必要かどうかと問われれば、そんなこともありません。
実際、上記のような資格を持っていても「即採用」となるようなことは、まずないといって良いでしょう。
重視されるのはその人の能力であり、ある程度の知識や技術は持っているのが当然という見方になります。
とはいえ、今までまったくジャンルが違う職種として働いていた場合は、最低限のスキルを身につけるため、上記のような資格を目指して勉強するのは有効でしょう。
その他にも「Adobe認定エキスパート(ACE)&Adobe認定プロフェッショナル(ACP)」といったAdobe製品に関する資格もあります。
このような資格は現場でも役立つことが多いので、資格がない人と比較した場合に優先的に選ばれる可能性があります。
結局のところ、WEBデザイナーとして仕事に就くのに大切なのは、資格ではなく人間性やその人自身の能力です。
資格の有無ではなく、良い作品を作ることができる人が就職に有利なのは間違いないでしょう。