「仕事も私生活も充実させたい」とか、「家庭と仕事、どちらも大切にしたい」という方には、IT業界は向かないかもしれませんね。
ワークライフバランスは取れないものと諦めたほうがよいでしょう。
日々の残業は当たり前ですし、終電で帰れず、泊り込むエンジニアもいます。
数日間、自宅に帰れないという軟禁状態のプログラマーもいます。
ですから、定時で上がり、趣味やデートを楽しむ、家族との時間をとるようなことは確約できない業界なのです。
それだけ、仕事が好きというか、業務に集中できる技術屋としての使命感のようなものがあるのだと思いますので、ほかの事を犠牲にして自分の時間をすべて仕事に費やせることが出来る方が向いているのでしょうね。
IT業界への転職を考える女性は特に覚悟が必要だと思います。
業務がハードすぎて、寝不足が続き、女子力アップとか自分磨きなどと言っている時間もなくなりますし、第一、お嫁に行けなくなるとも言われているのですからね。
忙しすぎた結果、メンタル的に巻ってしまう方も多いのがIT業界の特徴です。
うつ病になる方も多く、正直言って、身体が持たなくなってやめるというケースが多いのです。
IT企業はそれでなくても、キャリアや昇給のためにやめる方も多く、離職率が高いと言われています。
社内の人間関係が構築しにくいことで、支えあったり励ましあったりすることが少なく、ハードスケジュール、開発などの責任の重さから、病気になってしまう方も多いのです。
IT企業で働く方が病気になってしまうのは、これらの様々な要因があるからなのです。
IT業界への転職を希望する方で、ハードな仕事に耐えられるほど体力に自信があったとしても、メンタル的にはどうでしょうか。
入社して仕事をしてみないとわからない面も多いですよね。