実は、IT業界への転職を希望すると言っても、どのようなタイプの仕事に就きたいか、それがはっきりしていないと、理想的な仕事に就けません。
仕事の内容を理解せずに、IT企業だからと言って面接を受けるなど、就職活動さえ間違った方向で行なってしまう方も少なくないのです。
IT業界と言えば、わかりやすい会社がデザインやWEBサイトを構築する企業です。
ホームページを作ったり、ECサイトを作ったり、簡単なSEO対策を行なったり、プログラマーとしては軽い仕事がメインになります。
プログラミングを本気でやりたいような方には、この手の企業は向いていないと思われます。
それから、職人技術者が集まり、短期や長期のプロジェクトに挑むタイプのIT企業があります。
プログラマーやそのほかの技術者が、数ヶ月のプロジェクトや、1年くらいのプロジェクトを請け負って開発するタイプのお仕事です。
技術者が集まり、力を合わせて築き上げる業務がメインです。
手に職をつけたくてIT業界への転職を希望する人は、このようなIT企業のほうが、じっくりと技術を取得することができるでしょう。
ですが、徹夜や連日、家に帰れないなどは当たり前で、かなりハードな業務です。
特に女性には、帰れない、寝られない、お化粧が乗らない、結婚できないなど、厳しい仕事となると思われます。
また、シンクタンクのような役割を持っているIT企業もあります。
開発業務であっても、仕事を取ってくるだけで、プログラムは行なわないIT企業もあります。